MENU

HFMのゼロカットとは?追証なし・マイナス残高保護【2026年7月】

FXでは、相場が大きく動いたときに「口座残高以上の損失を負うのではないか」と心配になる人も少なくありません。

ロスカットが間に合わなければ残高がマイナスになることもあり、その不足分をあとから請求される、いわゆる「追証」を気にして口座を選ぶ人もいます。

HFMでは、この仕組みについて「ゼロカット」ではなく「マイナス残高保護(Negative Balance Protection)」という名称で案内しています。

公式には、残高がマイナスになった場合は自動的にゼロへ戻され、利用者が不足分を負担することはないと明記されています。

ただし、それだけで終わりではありません。

HFMのKATANA口座では、ゼロカットを前提に利益を狙う取引を規約で禁止しており、違反した場合には補填の取消しまで定められています。

「ゼロカットがある」という事実と、「ゼロカットを利用するための取引」は別の話として扱われているわけです。

この記事では、HFMが公開している公式資料をもとに、

  • HFMのゼロカット(マイナス残高保護)の内容
  • 処理時間について書かれていること・書かれていないこと
  • KATANA口座だけ規約が厳しくなっている理由

を整理していきます。

目次

結論|HFMにはゼロカットがある。ただしKATANAは利用を前提にした取引を禁止

結論からお伝えすると、HFMにはゼロカットがあります。

正確には「マイナス残高保護」という名称で、相場急変などによって口座残高がマイナスになった場合でも、その不足分を利用者へ請求することはなく、自動的に残高をゼロへ戻す仕組みです。

そのため、通常の利用であれば、急激な価格変動によって残高以上の借金を負うことはありません。

一方で、KATANA口座だけは少し事情が異なります。

KATANAは無制限レバレッジとストップアウト0%という特殊な設計になっているため、規約ではゼロカットを利用して利益を得ることを目的とした取引を禁止しています。

違反と判断された場合には、

  • 該当する取引や利益の取消し
  • マイナス残高保護による補填の取消し
  • KATANA口座の優遇条件の取消し
  • 口座の停止・閉鎖

といった措置が規約に並んでいます。

つまり、ゼロカットは利用者を保護する制度であり、損失を限定するための投資手法として利用することまでは認められていません。

この点が、HFMのゼロカットで最も重要なポイントです。

HFM公式では「ゼロカット」ではなく「マイナス残高保護」と表記している

日本では「ゼロカット」という呼び方が一般的ですが、HFMの公式ページではこの言葉は使われていません。

案内されている見出しは「マイナス残高保護(Negative Balance Protection)」です。

内容としては、

残高がマイナスになった場合は自動的にゼロへ戻す

という仕組みが説明されています。

つまり、一般的にゼロカットと呼ばれている制度と内容は同じですが、公式資料を確認するときは「マイナス残高保護」という表現で探す必要があります。

また、一般的なFX用語とHFM公式の表記には次のような違いがあります。

一般的な呼び方HFM公式の表記
ゼロカットマイナス残高保護
追証該当する表現なし
ロスカットストップアウト、またはロスカット

言葉は異なりますが、制度そのものが違うわけではありません。

HFMの規約や公式ページを読む際は、こうした表現の違いを知っておくと内容を探しやすくなります。

ゼロカットが適用されるタイミングは公表されていない

HFMは、残高がマイナスになった場合は自動的にゼロへ戻すと案内しています。

一方で、「いつゼロへ戻るのか」という処理時間については、公式サイトにも日本国籍者向けの案内にも具体的な記載が見当たりません。

そのため、

  • 数秒で反映されるのか
  • 数分かかるのか
  • 営業時間外は翌営業日になるのか

といった点は、公開されている資料だけでは判断できません。

相場急変の直後に口座へマイナス残高が表示されていたとしても、それだけでゼロカットが行われないと判断することはできません。

HFM Maniaでは、この部分は推測を書かず、公式が公表している範囲だけで判断するようにしています。

もし処理が長時間反映されない場合は、日本語サポートへ問い合わせて確認するのが確実です。

KATANA口座はゼロカットまで到達しやすい構造になっている

通常の5種類の口座では、証拠金維持率が20%まで下がるとストップアウトが執行されます。

つまり、多くの場合はゼロカットが働く前にポジションが自動決済されるため、残高が大きくマイナスになる場面は、相場が一気に飛んだケースなどに限られます。

HFMのゼロカット|HFMの通常口座とKATANA口座で残高がゼロへ向かう過程の違いを示す図

KATANA口座だけは違います。

ストップアウト水準が0%に設定されているため、有効証拠金が尽きる直前までポジションが維持されます。

この設計には、価格が戻れば建玉を維持できるというメリットがあります。

その反面、相場がさらに大きく動いた場合は、通常口座よりもマイナス残高へ到達しやすくなります。

「ストップアウト0%だから安全」という意味ではありません。

むしろ、ゼロカットが必要になる状況へ近づきやすい口座と考えたほうが実態に近いでしょう。

KATANA口座のレバレッジや証拠金の仕組みについては、「HFM KATANA口座」の記事で詳しく解説しています。

ゼロカットを狙った取引はKATANA規約で禁止されている

ここが、この記事で最も重要なポイントです。

KATANA口座の規約では、マイナス残高保護を利用して利益を得ることを目的とした取引を禁止しています。

これは「ゼロカットがあるから大きなポジションを持とう」という考え方そのものを制限する条項です。

HFMの規約が禁じているマイナス残高保護を狙う取引と違反時の措置を示す図

規約では、このような取引が確認された場合、会社の判断で次のような措置を取る場合があると定めています。

  • 該当する取引や利益の取消し
  • マイナス残高保護による補填の取消し
  • KATANA口座の優遇条件の取消し
  • 標準条件への変更
  • 口座の停止・閉鎖

つまり、ゼロカットそのものは利用者を守る制度ですが、その制度を前提にリスクを取る取引までは保護していません。

これはKATANA口座特有の規約であり、プレミアム口座やプロ口座などの通常口座とは考え方が異なります。

そのため、ゼロカットを「最大損失の上限」として資金管理を組み立てることは避けたほうが安全です。

損失を抑える基本は、ゼロカットではなく、証拠金維持率やロット管理です。

証拠金維持率やロスカットとの関係については、「HFMの証拠金と維持率」で詳しく解説しています。

よくある質問

Q. HFMでは追証(追加証拠金)はありますか?

ありません。

HFMはマイナス残高保護を採用しており、口座残高がマイナスになった場合でも、不足分を利用者へ請求することはないと案内しています。

ただし、KATANA口座ではゼロカットを利用することを前提とした取引が規約で禁止されているため、この制度を投資手法として利用することはできません。

Q. ゼロカットは申請しないと適用されませんか?

申請は必要ありません。

公式では、残高がマイナスになった場合は自動的にゼロへ戻されると案内されています。

一方で、処理までにどの程度の時間がかかるかは公表されていません。

Q. ゼロカットはすべての口座タイプで利用できますか?

利用できます。

プレミアム口座、プロ口座、ゼロ口座、セント口座、トップアップボーナス口座、KATANA口座のいずれもマイナス残高保護の対象です。

ただし、KATANA口座だけはストップアウトが0%であることから、ゼロカットに関する規約が通常口座より厳しく定められています。

Q. ボーナス口座でもゼロカットは適用されますか?

適用されます。

トップアップボーナス口座でもマイナス残高保護は利用できます。

ただし、ボーナスクレジットは有効証拠金として計算されるため、自己資金だけで運用する口座とはロスカットまでの動き方が変わる場合があります。

まとめ|ゼロカットは「保護」であって「戦略」ではない

HFMでは、マイナス残高保護によって残高以上の損失を利用者が負担することはありません。

一般的にはゼロカットと呼ばれる仕組みですが、HFM公式では「マイナス残高保護」という名称で案内されています。

一方で、KATANA口座には別の視点があります。

ストップアウト0%と無制限レバレッジという特徴を持つため、ゼロカットを前提に利益を狙う取引は禁止されており、違反した場合は補填の取消しを含む措置が規約に定められています。

そのため、ゼロカットは「万一のときに利用者を守る制度」として考えるべきであり、資金管理やロット管理の代わりになるものではありません。

HFM Maniaでは、ゼロカットを前提にリスクを取るのではなく、ストップアウト水準や証拠金維持率を基準に資金管理を組み立てることをおすすめしています。

証拠金維持率やロスカットの仕組みを詳しく知りたい方は「HFMの証拠金と維持率」をご覧ください。また、KATANA口座の取引条件や禁止事項については「HFM KATANA口座」で詳しく解説しています。

免責事項:HFM maniaはHFM公式サイトではなく、独立した情報メディアです。FX・CFD取引には元本を失うリスクがあり、利益を保証するものではありません。スプレッド・レバレッジ・キャンペーン等の条件は変動するため、取引前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づく判断は自己責任でお願いします。キャッシュバック・ボーナス等の税務上の取り扱いは税理士等の専門家にご確認ください。

この記事を書いた人

目次